2009.04.29

映画「MILK」と「アンティーク」

近頃は、たまに更新したかと思えば映画の話題ばかりですが、今月18日公開の映画を都心まで出かけて観ました。公開翌日の19日は新宿バルト9で、ショーン・ペンがアカデミー主演男優賞を受賞した「MILK」、27日はシネカノン有楽町1丁目で、漫画家よしながふみさん原作の韓国映画「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」、という2本でした。

「MILK」はアカデミー賞の話題で初めて知った作品でしたが、同性愛者である事を公表して初めて選挙に当選し公職に付いたハーヴィー・ミルクの物語で、とっても良かったです。上映開始30分前に行ったら、最前列中央と2列目端しか席が残って無いほどの人気ぶりでした。久しぶりの洋画だったうえに、映画で最前列って初めてだったので、ちょっと疲れました…。

それはさておき、この作品は、アカデミー最優秀脚本賞も受賞してたんですね。映画を観てからランディ・シルツが書いた「MILK ― ゲイの市長と呼ばれた男」を読んでいるんですが、映画ではミルクが政治活動に向かう事になった人生を、上手くまとめて描いているなぁ、とあらためて感心した。今度また感想も書きたいですが、私は「伊藤悟さんのブログ」を読ませていただいて、是非観たい映画だと思い、でかけました。

そして「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」、よしながふみさんの漫画が好きで、この作品は、原作も日本のドラマもアニメも観ているので、韓国版がどんな映画か楽しみしてました。ところが公開されたと思ったら、主演俳優さんが麻薬使用で書類送検されるという事態になり驚きましたが、現在上映中の劇場は当初予定の期日まで上映されるようです。映画という時間の制約の中で、描ききれていない部分も多々ありましたが、日本でドラマ化された作品より原作に忠実な展開になっていました。原作ファンの方もそんなに違和感なく楽しめると思います。

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2009.04.16

「レッドクリフII」

先週末、またまたレイトショーにて「レッドクリフII」を観てきました。公開直後の割には思ったより混んでなかったので、「あれ?」と思ったんですが、今回はダンナの希望で吹替えにしたので、そのせいだったかもしれません。

「I」の時は字幕だったので、ちょっと雰囲気が違いました。中村師童さんはご本人だったようですが、金城武さんは別の方の声でしたし…。でもそんなに違和感なかったかな。周瑜はご本人の声より若々しく感じましたが、美人妻小喬さんは吹替えの方が大人っぽい声でした。

内容の方は、いよいよクライマックスの赤壁戦ということで、今回は眠くなる暇もないような「Ⅰ」より更にスピード感のある展開でした。「三国志演義」では活躍の場がない女性陣も、孫権の妹は曹操軍兵士に紛れ込み、小喬は堂々と曹操に対面を願い出る、といった具合に、孔明さんなんかよりよっぽど戦いに参加しているのも見どころでした。

「演義」にもある周瑜の剣舞は、ジョン・ウー監督らしい今時の映像で見られましたが、孔明さんの七星壇は無かった…。「苦肉の計」も黄蓋が提案するものの周瑜は実行に移さず…。また、赤壁戦の結末はまあ決まってますが、曹操を打ち果たさなかった場面も、「演義」と違って関羽とは全然関係ないことになってました。

というように、「演義」の有名エピソードは、合理的な理由で登場させず、一方でオリジナルな展開を入れていて、単なる「演義」の映画化でないところは面白かったです。

何より、美周郎と持ち上げられながら、「演義」では孔明さんの引立て役でしかないような周瑜を主人公にし、人格的にも中々格好よく描いているのが良いですね。
映画観てから初めて「演義」にふれる方がいたら、さぞガッカリする事だろうと危惧しちゃうくらいです。

ただ、孫子の兵法の話で「風林火山」が出てきたのには、どうも日本の甲斐武田軍団を思い出してしまって変な感じでしたが、中国でも孫子といえば「風林火山」なのでしょうか? その他細かい突っ込みどころもありますが、それはそれで楽しめます。

三国志といえば、今月から深夜アニメで「蒼天航路」の放送が始まっています。
こちらも「演義」ではもっぱら敵役の曹操が主人公で、少年時代から描かれているので楽しみです。

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2009.04.04

映画「梅蘭芳」

新宿ピカデリーで「花の生涯―梅蘭芳」を観てきました。昨年NHKでTVドラマ版も放送された「北京ヴァイオリン」(2002年)や、真田広之さん出演で話題になった「PROMISE 無極」(2005年)のチェン・カイコー監督の作品です。

1993年公開「さらば、わが愛 覇王別姫」では、清朝末期から文化大革命に至る半世紀に及ぶ中国史を背景に、時代に翻弄された京劇俳優たちの愛憎を描いて、カンヌ映画祭パルムドールを受賞しています。2年位前にレンタルで観て、とても印象的な作品だったので、同じ監督が再び京劇の、それも今度は実在の名優「梅蘭芳」を映画化すると聞いて、公開を楽しみにしていました。新宿ピカデリーは全国に先がけての先行上映なので、特別鑑賞券等も利用不可の2000円均一だったのですが、観て来ちゃいました。

今回映画化された「梅蘭芳」は、「さらば、わが愛」の主人公と同時代を生きた、実在の人気京劇俳優でした。「さらば、わが愛」では、架空の人物を主人公とすることで、時代や社会の抑圧による悲劇性を登場人物に上手くからめて物語り、芸術性を重視する映像表現を多用して心象風景を象徴的に描くことに成功していましたが、その分、具体的な状況が読み取り難い場面もありました。

しかし今回の「梅蘭芳」では、実在の有名人を描く人物伝的な部分も重視された様で、物語の流れが解りやすく、登場人物の心情もドラマとして楽しめる作品になっていました。どちらが映画として良かったかは、好みが分かれるところだと思います。

ただ、「さらば、わが愛」に描かれた様な、子ども時代の修行の厳しさや、贔屓筋のパトロンとの関係などは今作にはなく、その分親子3代京劇役者であった梅家の出来事を綴ることで、清朝の時代からの京劇俳優たちの立場の辛さを伝えている、という様に、双方の作品を合わせ観ることによって、より当時の状況が理解出来る部分もあります。「さらば、わが愛」にあった文化大革命での苦しい日々と、それ以前に亡くなっていた「梅蘭芳」の幸運(?)、日本軍侵攻時代の抵抗の描かれ方の違い、などもそうだと思います。

梅蘭芳を歌手で俳優のレオン・ライが、彼と不倫の恋に落ちる京劇女優孟小冬をチャン・ツィーが演じています。梅蘭芳は女形俳優ですが、孟小冬は男役を演じる女優で、チャン・ツィーなかなか格好良かったです。「夫と別れてくれ」と迫る梅蘭芳の妻とのやり取りも心に残るシーンでした。

青年時代の梅蘭芳を演じたユィ・シャオチュン、女形もとっても美しく、舞台の外での潔癖な青年ぶりも素敵でした。日本からも、田中隆一少佐役の安藤政信さん、吉野中将役の六平直政さんが出演されています。

梅蘭芳は、戦前の中国で大変人気のあった京劇俳優で、映画にもあったアメリカ公演をはじめ、世界にも京劇の魅力を知らしめた名優でした。そして、古典芸能としての京劇の伝統を守るだけなく、その改革に力を注いだ人でもありました。前の映画を観たとき、てっきり古典だと思っていた「覇王別姫」も、元々あった項羽と虞美人の四面楚歌のエピソードを題材にした京劇ではなく、梅蘭芳の為に新たに書かれた脚本だったそうです。

映画の後、新宿の書店を回ったんですが、昨年西口に出来たブックファーストで「梅蘭芳―世界を虜にした男」(ビジネス社2009年3月刊)を見つけました。ハードカバーで1600円だったんですが、著者が「西太后」の加藤徹さんだったので、思わず買ってしまいました。映画とはまた違う、実在の梅蘭芳をより詳しく知る事が出来て、興味深い一冊です。

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2009.03.25

あれから20年…。

4月はTV番組改編のシーズンですが、フジTV系では、5日(日) AM 9:00より、アニメ「ドラゴンボール改」の放送が始まるそうです。東映アニメーションのサイトにて確認しました。「ドラゴンボールZ」放送開始20周年記念だそうでで、内容は「Z」の改ということです。。母屋のDB頁を見ましたら、「Z」は1989年(平成元年)4月26日から、毎週水曜夜7時の放送でした。この4月で丸20年という事になります。思えばちょうど息子が生まれた年だったんですね。ちなみに、無印放送開始は86年2月26日、まだ昭和の時代でした。月日が経つのは速いものです…。

アニメといえば、「ヒカルの碁」も序盤の人気エピソードのなかから、「ヒカルの碁セレクション」として放送されるそうです。4月20日から、テレビ東京系列月曜夜7時28分~の放送です。こちらはテレビ東京「ヒカルの碁」コーナーの「ヒカルの碁」ニュースにて確認しました。「ヒカルの碁」は完全版の刊行も始まったりしているので、これを機会にまた子どもや若者が囲碁に興味を持ってくれるといいな、と思います。息子も近頃全然碁盤出してないんですからねぇ…。

さてドラゴンボールといえば、「週刊少年ジャンプ」連載開始当時の編集長だった西村繁男さんの著書「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」が、漫画になるそうです。、4月24日発売の「週刊コミックバンチ」21・22合併号(新潮社)より新連載の「少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~」、次原隆二さんが作画を手掛ける作品です。次原さんは、黄金期ジャンプの人気タイトル「よろしくメカドック」(知りません)の作者だそうです。情報源はこちらです。漫画の中に、鳥山明センセとか、その担当編集者だった鳥嶋さんとかも、登場されるんでしょうか。それもちょっと楽しみです。

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2009.03.19

レイトショー連チャン

この前の土日は、地元シネコンのレイトショーを利用して「ジェネラル・ルージュの凱旋」と「DRAGONBALL EVOLUTION」を観てきました。息子も19歳になりレイトショーOKになったので、調子に乗って2日連チャンしてしまいました。でも、息子がつきあったのは「DRAGONBALL」だけ。彼、医療モノは苦手です…。

「DRAGONBALL」は、何年も前からハリウッドでの実写映画化が話題になっていたんですが、一向に話が進行せず、常々どうなってるんだろうと思っていました。この度ようやく公開に漕ぎつけました、という感じです。原作ファンなので、ハリウッドという時点で、実写化作品に大した期待はしてなかったんですが、「とりあえず確認はしなくちゃ」という思いはありました。ダンナと息子もアニメ放送時TV見てたので、「どんなもんだろう?」という興味があったようです。

で、感想ですが、原作者の鳥山明センセも「えっ?」と思いながら「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません」と公式サイトで表明されておられる通り、色々とアメリカ的SFカンフーアクションな展開になっておりました…。原作にこだわらなければ、それなりに楽しめる作品だとは思いました。息子も「別モノだけど、いいんじゃない」いうと感想を述べてました(笑)

悟空VSピッコロ大魔王な話なんですが、原作と違って悟空18歳の設定です。しかもハイスールの生徒で、チチとはクラスメイトです。ラブロマンス皆無のうちに結婚してしまう原作と違って、ちゃんと恋する二人なエピソードも盛り込まれてます。チチも原作とは別モノでしたが、中々魅力的な娘さんでした。

「ジェネラル・ルージュ」の方は、TVドラマ版「チームバチスタ」を見ていて、先日は劇場版のTV放送も見たので、ダンナも映画観たいと思ってたようです。息子は当然ドラマ版も見る気がなかったですし、一度うっかり手術場面を見てしまったので、余計に拒否反応ありです(^^;) 

私は主に、堺雅人さん目当てで観たかったんですが、良かったですよ~。主演のお二人より見せ場が多い感じでしたし、最後まで本当はどういう考えの人なのか解らない、という展開が堺さんにピッタリな感じでした。そして、今まで見た中で、一番格好良い役だったように思いましたよ。堺さんファンの方、必見です!

さて、昨年の書込みで劇場鑑賞した映画の話をしましたが、あれから観たのは、

2008年
11月「レッドクリフⅠ」「まぼろしの邪馬台国」「おくりびと」
12月「羅生門」
2009年
 1月「禅」
 2月「レッドクリフⅠ」「三国志」
そして
 3月「ジェネラル・ルージュの凱旋」「ドラゴンボール」

ということで、やっぱり洋画は観てないですね。そういえば最近、TSUTAYAさんでは映画DVDを借りてません。半額日がある度借りてたのはTVアニメ版「攻殻機動隊」、息子と二人でセカンドシリーズまで全部見ましたが、なにやってるんだか…。

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2009.03.08

「草食系男子」というのが、

近頃何だか話題になっているんですね。先月TVで見て初めて知りました。

もともとは、深澤真紀さんが日経ビジネスオンラインの連載「U35男子マーケティング図鑑」の中で命名された言葉だそうです。2006年からのこの連載は2007年6月に「平成男子図鑑―リスペクト男子としらふ男子―」(日経BP社)として発行されてます。
もう2年も前のことだったんですか、ちっとも知りませんでした。

その後各所で話題になっていたらしく、
昨年年7月には『草食系男子の恋愛学』(森岡正博 著 メディアファクトリー)、
11月には『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』 (牛窪恵 著 講談社+α新書)
なども出版され、雑誌などでも取り上げられていたようです。
そして今年に入って急に(かな?)新聞各紙(「毎日jp」「読売ONLINE」など)でも取り上げられ、それを受けてか先月にはTVでも話題になって、私も知ることになった訳です。

深澤真紀さんによると、
現在U35(UNDER35世代)男子の中に誕生している新しい人種が 、
>恋愛やセックスに「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、
>「肉」欲に淡々とした「草食男子」

なのだそうです。

この話題を知ってから気になっていたのは、深澤さん称するこの「草食男子」を育てたのが、私達くらいからその上の団塊世代にあたる年代の、親や教育者が中心だろうという思われる事なんです。ちなみに家の息子は今年成人になります…。

団塊世代は、最後の学生運動を経験した世代で、その政治的反体制闘争に敗れた後は、家父長制を断ち切って、ニューファミリーと言われた核家族の友達親子的家庭を築いていきました。その後になる我々世代は、シラケ世代とか新人類とかか、またオタクと言われはじめた世代でもありました。子どもを持ってからは、父親の家父長的威圧は少なく子育てに協力的になりつつあるとは云え、現実的には労働時間が長すぎて、どちらの世代も子育ては母親中心にならざるを得ませんでした。

核家族が多くなった世代ですので、男の子も女の子も母親だけと接する時間が長くなって、当然母親の影響を一番多く受けることになりがちでした。父性的なものより、母性的なものだけをより多く受けて育ったことが、そうでなかった世代より、男の子も女の子もそれぞれに、何らかの影響をうけているのではないだろうか、と思われます。

深澤さんは、マーケティングの観点から「草食男子」像を探っているので、そこで語られるのは概ね肯定的な新しい男性像としてのイメージです。森岡さん、牛窪さんの著書も、タイトルから受ける感じでは、その流れに沿ったものなのでしょう。しかし、団塊世代より上の男性などを中心に、保守的男性像をお持ちだろう方々からは、批判的なご意見が出てきそうですね。

かく言う私自身も、こと息子たち世代に照らし合わせて考えると「大丈夫か?今時の男子」と思ってしまいます。保守的なセクシュアリティーに囚われず、多様な価値観を大事にして欲しい、と思う反面、何事にも消極的で目的意識が薄いように感じる生活態度を見ていると、心配やら愚痴やら言いたくなって来ます(^^;) 

女の子は男の子より精神的成長がはやいけれどが、思春期になる頃には男の子も追い付きしっかりして来る、といわれてましたが、何だか息子の世代はちょっと違うんです。小学生の頃は女子がしっかりしていて、クラス運営やら学校行事やらも率先してやるので、女子に仕切られてるって感じでした。

中学生になれば男子も、と思っていたら、3年生になっても何くれと女子の方が仕切っている・・・。体育祭のクラス応援の企画やら、修学旅行の班行動のスケジュールやら、大体が女子が中心になって決めて男子は付いて行くって感じ…。あげく生徒会役員に立候補する生徒の殆どが女子で、役員の中に男子は1~2名しかいないという有様なんです。家の息子のそういう事への無関心さを困ったものだと思ってましたが、家の子だけじゃなかったみたいです。

高校は男子校だったので女子と比べられないんですが、学校に行ってみたらイメージしてた男子校と少し違っていました。息子の学校だけかもしれないけど、男子校もっとムサい感じなのかと思いきや、何だか穏やかな、のほほーんとした雰囲気で、この子たち(特に家の息子)しっかり者の女子もいる社会に出ていって上手くやって行けるのかしら、と心配になりました。今は大学生になって、理系の割には女子学生も多い学科ではあるんですが、学科での集まりは女子が企画してやってくれてるみたいです…。

家の息子に限って言えば、昨今話題の「草食系男子」とはまた少し違った感じで、身の回りを小奇麗にもしてないし、気配りとかも出来なそうなのが困りもの…。こういう子に育ったのは自分の影響なんだろと思うと、どうしたものか、と考えてしまします。かくなる上は、使える「草食系男子」を目指して頑張ってほしいものです。

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2009.03.06

池袋でクラシック鑑賞

3月1日(日) は東京芸術劇場での日本フィルサンデーコンサートに、
またしても外山啓介さんのピアノが聴きたくて出かけました。
お正月は第一楽章のみだったラフマニノフを、全楽章聴けるのが楽しみでした。

今回はひとりだったんですが、「日曜は音楽鑑賞に行くからね」と
ダンナに言ったら、「ああ、追っかけね」と返されてしまいました(^^;)
そういうつもりじゃないと思ってるんですが、否定できない…。

指揮は藤岡幸夫さん、颯爽と登場されて素敵な方でした。
アンコールの曲名を紹介して下さったのも嬉しかったです。
全プログラムは下記の通り。

歌劇《ルスランとリュドミラ》より「序曲」(グリンカ)
ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)
---- 休憩 ----
威風堂々第1番(エルガー)
歌劇《道化師》より「間奏曲」(レオンカヴァッロ)
歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より「間奏曲」(マスカーニ)
幻想序曲《ロメオとジュリエット》(チャイコフスキー)
アンコール:《過ぎし春》(グリーグ)

《ルスランとリュドミラ》は短い曲でしたが、弦の演奏が素晴らしかったです。
もちろんラフマニノフも弦の冴えと外山さんのピアノを堪能させていただきました。
ラフマニノフが30分を超す大曲だったので、前半は2曲のみでした。
後半の曲も良くて、眠くなる心配は皆無でした。何だか全体に短く感じました。

オーケストラは、子どもの頃一度だけ、親に連れられて上野で聴いた事がありました。大人になってから、また生演奏が聴きたいと思いながら、クラシックは敷居が高ったのですが、ひとりででも出かける気持になれたのは、外山さんのおかげです。

今度は夏にリサイタルツアーがあります。東京は7月21日サントリーホールです。それは職場の方と二人で行くので、先日チケットを取りました。サントリーホールは1回目から行っているので、先行発売のお知らせが来たんすが、10時の発売開始に電話がちっとも繋がらなくて、11時半過ぎました。他に2公演同時発売だったので余計だったとは思いますが、既に一番良いエリアは席がありませんでした。でも、1日にもらった公演案内にサントリーホールのお知らせもあったので、まだ残席あるようです。

終演後、ロビーで「ピアノ協奏曲良かったね、ソロも聴きたいね」って声も耳にしたので、新たな外山さんファンが増えたようです。何だかとっても嬉しいものですね。

それにしても池袋駅、またまた出たい出口が見つからず。一度適当な所から西口に出て、東京芸術劇場に一番近い出口を探して、もう一度駅構内に戻って場所を確認しちゃいましたよ。前回もそこに出たくて見つからなかったので…。いつになったら攻略できるだろうか、池袋駅め!

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2009.02.25

日米アカデミー賞

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しましたね! 今までノミネート作はあったものの、受賞は初めてということで、本当に良かったです。邦画好きとしては、海外でも作品が評価されるのはやっぱり嬉しいです。今回は、短編アニメーション部門の「つみきのいえ」とW受賞という快挙でした。政治家が日本の株を下げている昨今、文化面で挽回したかもしれません。政治家の皆さんは、民間努力の足を引っ張らない様、襟を正して欲しいものだと思いました。

「おくりびと」は、昨年秋にモントリオール国際映画祭でグランプリに輝いたことで、国内でも注目されました。先日は日本アカデミー賞でも、作品賞を初め、主演男優・助演男優・助演女優他多数の部門で受賞してましたね。私も観ましたが、人の死と葬送を通して、生きる張合いとか、連合いや家族への思いなんかを、笑いを交えて描いているのが、なかなか良かったです。

その日本アカデミー賞で「おくりびと」が各賞総なめの感があった中、主演女優賞はなんと「ぐるりのこと。」の木村多江さんでした! いやーおめでとうございます。「おくりびと」も良い映画でしたが、昨年の私的最優秀映画は「ぐるりのこと。」だったので、木村さんの主演女優賞はとっても嬉しいです。

木村さんが演じた女性は、夫役のリリー・フランキーさんとの夫婦喧嘩の場面でも、まるでドキュメンタリーなのかアドリブなのか、という自然なやり取りで、それがまた思わず噴き出しちゃう面白さを醸し出してました。そして、様々な悲しみ葛藤に苛まれて追い詰められ行く姿にも、木村さんの魅力が滲み出る様な雰囲気あって、しみじみとした温かい思いが、じわーっと胸に迫ってくる映画でした。本当に良かったです。一般的には「おくりびと」の方が共感を得られるのかもしれませんが、個人的には「ぐるりのこと。」の方が心にしみる映画でした。それだけに、木村多江さんの主演女優賞は本当に嬉しかったです。

各分門の受賞作は日本アカデミー賞公式サイトをご覧ください。

P.S.
書き忘れましたが、最優秀助演男優賞は「ダークナイト」に出演された故ヒース・レジャーさんでした。彼が主演された「ブロークバック・マウンテン」を観ていたので、昨年亡くなられたと知った時はショックでした。「ダークナイト」は日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞となった作品だったですね。ノーチェックの作品でしたが、ヒースさんが出ておられたなら観てみたいな、と思いました。
本家アカデミー賞受賞作はシネマトゥデイで紹介されてます。(26日追記)

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2009.02.24

三国志映画と上野の桜

先週の水曜日、レディースデイを利用して三国志映画を2本観てきました。
1本は上野東急で先週末まで上映していた「レッド・クリフⅠ」、劇場公開も終わりそうだと思ったら、もう一度劇場で観たくなりました。

そもそも昨年11月にダンナとこの作品を観に行ったのが、三国志&孔明さんマイブームのきっかけでした。でも実は、後半の戦闘シーンでちょっと寝ちゃったんですよね。それもあって今一度観たいと思ったのですが、思ったより長時間寝ていたらしいことが判明…。記憶にないシーンが新鮮でした(^^;) それに、前より少しは三国志が頭に入っているので、何をどう描いているのかがより理解できて、面白かったです。

「三国志演義」にはないオリジナルなエピソードを上手く入れて、戦闘シーンもスピード感があって見せ場を作っているな、と改めて思いました。反面「?」な突っ込み処も多々ありましたが、それはそれでこの映画の魅力なのかも(笑) パートⅡが楽しみです。

そしてもう1本は、アンディ・ラウ演じる趙雲が主人公の「三国志」、上野から日比谷へ移動して、シャンテシネで観ました。14日に公開されたばかりなんですが、「レッド・クリフ」と違って東京では2館のみの上映と小規模公開です。強くて生真面目な印象の趙雲は、孔明さんの次くらいに好きな登場人物なので、期待大でした。

勇敢で正義感が強く、最後まで真っ直ぐ前を見据えているアンディ・ラウの趙雲は、中々素敵でした。で、作品全体の印象ですが、シネマトゥデイの記事では「"三国志ブーム"の真打とも呼べる作品」と評しているけれど、「レッド・クリフ」以上に「三国志演義」には無い設定になっていて、主要人物がオリジナルキャラだったりするのは、ちょっと微妙な感じだったような…。公式サイトはこちらです。


下の写真は、上野公園の広小路側の入り口に咲いていた桜です。
「もう咲いてるの!」と驚きましたが、ソメイヨシノではなく、オオヒカンザクラだそうです。

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2009.02.10

サラリーマン川柳

新聞やTVニュースでも話題に上っていますが、
今年も「サラリーマン川柳コンクール」の投票がはじまりましたね。
優秀作100句の紹介と投票は、
主催する第一生命のサイト「私が選ぶサラ川ベスト10」です。

どの句も、思わず頷いて笑っちゃいます。ちょっとだけ引用させていただくと、

「もったいない しまったままが 勿体ない」
 ホントだよ…。我が家の冷蔵庫とか、押入れとか見たの? と言いたい(^^;)

「まだ来ない… カネは天下を まわるはず」
 「はず」っていうのが可笑しいですよね。だけど本当に、
 しっかりとまわって来て欲しいものですよねぇ~。切実。

「妻が買う 義理チョコリストに 俺の名が」
 義理チョコ贈る人も無くなりつつある近年、
 「義理でも夫に贈ろうと思うだけ偉いじゃないの」
 と思ってしまった私っていったい…。
 私は自分が食べたいから買うようなもの(小声)

そんな、こんなで、今年も楽しませていただきました。

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