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2004.10.22

市立図書館で「菊花の約」を探す

今日は旧暦の九月九日、本来の重陽の節句にあたる日です。今の季節になると、菊の節句という別名もピッタリ来るようになりますね。

ところで、今の暦の9月9日に書いた、重陽の節句が出てくる物語「菊花の約(ちぎり)」のことで、夏目漱石もそれを題材に小説を書いてるのでは、という情報をいただきました。それで先日の昼休み、職場の近くの市立図書館に漱石の本を探しに行ってみました。

そしたら何と、利用者用の検索端末が全面的に使用不可になっておるではありませんか。たぶん漱石の全集から見つけるしかないので、チョチョッと検索して、見つかったら予約入れとこうと思ったのに、残念でした。でも、カウンターの端末は使えるのだろうと思って、夏目漱石全集に「菊花の約」という作品があるかどうか調べてもらおうとしたら、全館のシステムが朝から不調だということ。

時間も無いので、児童書で小泉八雲の本だけ調べて職場に戻ろうかなぁ、と思ったら、図書館員の方が「漱石全集は中の棚にも何冊かあるので探してみましょう」と言って下さいました。親切だなぁ、市立図書館。そして待つ事しばし。その間に小泉八雲の「菊花の約」を探したけれど見つからず。さずがに時間が無くなって来たので、カウンターにいる別の職員さんに「端末が使える時にまた来ます」とお断りをしたら、名前を聞かれたのでそれだけ告げて出てきました。

数日後、また昼休みに図書館に行ってみると、その日は端末も快調の様子。著者「夏目漱石」書名「菊花の約」「夢十夜」で検索したら、「夢十夜」の方だけヒットし、しかもここの館所蔵の本もあるという結果だったので、棚を探しに行きました。しかし、どの棚だかわからず、カウンターで著者書名を言って場所を尋ねていると、「この間、漱石の本を探していらした方ですよね」と声をかけてくれた職員さんがいました。よく覚えて下さってるなぁ、と感心していたら、「漱石の『菊花の約』は見つからなかったのですが」と言いながら、予約保管の棚から本を出してくれました。

「菊花の約」所収の「小泉八雲作品集」と「菊花の約」の原典である「雨月物語」が入っている「日本古典文学全集」の2冊の本でした。名前だけ言って帰ったのに、また来ると思って関連本を探しておいて下さったんです! 何かとっても嬉しかったですし、そのサービス精神に感謝感動いたしました。市立図書館はよく利用させてもらってるので、いつも図書館員の方々にはお世話になっているわけですが、こんなにしていただけるとは思ってもおりませんでした。2冊とも「菊花の約」関連で読んでみようと思っていた本なので、早速お借りして来て今手元にあります。

「夢十夜」は作者別の棚で見つからないと思ったら、大活字本のコーナーにありました。そちらは重いのでお借りして来なかったんですが、ネットで検索してみたら青空文庫に掲載されいるのを見つけたので、そちらで読ませていただきました。残念ながら、「菊花の約」とは少し違うお話でしたが、近代版「雨月物語」という趣の短編集でした。漱石がこういう作品を書いていたとは全く知らなかったので、読ませていただいて良かったです。情報を下さった方、ありがとうございました。

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