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2004.10.07

小中学生とインターネット

私がパソコン通信を始めた10年前、高校生と思われる人がフォーラム(会議室)のボード(BBS)に書込みしているのを、見た事がありませんでした。ネットワーカー達が、パソ通からインターネットに移行し始めた7・8年前でも、パソ通の一般のフォーラムで高校生を見かける事は稀でしたし、中学生と思われる人は皆無と言っていい位でした。

ところが、5・6年前にインターネットを始めて暫くしてみると、パソ通より高校生が多い様な気がしてきました。そして数年のうちに中学生も見掛けるようになり、高校生がボチボチ始めていたHP作成にも進出して来ました。漫画やアニメのファンサイトを中心とした狭い範囲の中での事ですが、私がチラッと見た限りでは、自称中学生や中学生と思われる人のHPは、コンテンツが少ないか殆どプロフィールのみで、後は掲示板があるだけというのが多い様に思います。勿論、中学生であっても掲示板の運営を上手くやっている人もいますが、何だかなぁ~、なレスしか返してない管理人さんも見かけました。

自称高校生や高校生と思われる位の人になると、趣味であれ、主張であれ、一定の方向性を目指したコンテンツがあって、掲示板の運営もしっかりしているHPが増えて来るという印象を持ちます。中には管理人さんに問題ありで荒れる掲示板もありますが、やはり年齢が高くなる程に、掲示板の運営が上手になっている様です。これはパソ歴の問題ではなく、対人関係の経験値の違いによるものだと思います。趣味のネットライフであっても、それを上手に楽しむためには、リアルライフでも対人関係の経験を積む必要があり、リアルの対人関係のスキルが高い人程、ネットでも上手にトラブルを回避または解決しているのだと思います。

小学生については、HPを開いている事がそんなに珍しい事ではないという認識が、佐世保の事件が起こるまで私にはありませんでした。自称小学生や小学生と思われる人が、掲示板に書込みをしているのは時折見かけていましたが、小学生がひとりで運営しているHPを殆ど目にした事がなかったからです。私が目にしているのは、ネットの中の本当に狭い範囲だけで、インターネットをやっているからと言って、その全貌が把握出来るなんて事は全くあり得ません。

地域の中での子育てが、最近重要視されるようになっています。子どもが、公園や道端や商店街、友達の家や公共施設(児童館や図書館やコミュニティーセンター)など、大人の目に付く所で活動している分には、何かあった時に大人が声がけをする事が出来ます。インターネットの中でも、子どもが子どもとして大人の声がけを得られるような場があればいいですが、ネットの中の「地域で子育て」は、ちょっと難しいですね。そうするとやっぱり、親が声がけをしていくしかないと思います。

うちの息子が小6の時、総合学習でインターネットの勉強をしました。担任の先生ではなく、外部の方が講師として来る授業で、「ぜひ授業参観して下さい」というおたよりが学校から来ました。私は休みを取って参観しましたが、急には都合の付かない人もあったのか来た保護者は数名でした。

Benesse の「すくーるおんらいん」にある、「はむはむのおんらいん教室」を使った、ネット(擬似?)体験学習でした。ネット上での危険な行動(危険な所をクリックするなど)をしてしまうと、警告と何が危ないのかが書かれた頁にリンクします。一通りコーナーを見て、色々思った所をクリックして回るうちに、ネット上の危険を理解していく、という学習でした。子ども達はパソコンをふたりで一台使い、親は自分の子の後ろで椅子に腰掛けて参観させてくれました。子どもがどんな所で危険地帯にクリックしてしまったか、どんなお試しメールを書いたかを知る事が出来ますし、どういうモノが危険なのか、親も一緒に学ぶ事が出来ます。せっかくの機会だったので、もっと多くの保護者の方に来てもらえたら良かったのに、と勿体無く思いました。

子ども達は、主に調べ物学習でインターネットを使う訳ですが、中学生位になると、授業の合間に調べ物とは無関係のサイトで遊んでいたりもする訳です。以前、ウチのDRAGON BALLの掲示板(現在休止中ですが)にも、「○中の生徒です。只今授業中。」みたいな内容の書込みがありしました。「タバコ吸いてー」などとも書いて来たので、真面目に「未成年者のタバコはダメよ」という様なレスしたら、別ハンドルで「死ね死ね、お前の子どもを誘拐してやる」みたいな書込みをされてしまいました(^^;)

そんな事もありましたが、ファンサイトで小中学生に出会っても、内心の配慮はしますが、こちらもちゃんと敬語で接するなどして、表面上彼らを子ども達扱いしない、という事は心掛けています。ネットでは、子ども大人も無い場合がある事も知って欲しいからです。親として我が子にネットマナーを教える事は勿論大切ですが、ネット上で出合ったよそのお子さんへの対応も難しいなぁと思いました。よく考えて上手に対応出来たらいいなぁ、と思っています。

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「親がインターネットを考える機会」にトラックバックさせていただきました。

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コメント

はじめまして。ジャンバラヤから飛んできました。
私自身、ネットはまだ初心者なので、この記事を読んで小中学生とインターネットの現状がよく解り、参考になりました。
それから、ネット(擬似?)体験学習は、とてもいい授業だと思いました。
うちの子供達の学校(小・中)では、まだそこまでネチケット教育が徹底していないですね。残念です。

投稿: riro | 2004.10.07 08:52

こんにちは。

ネット上で見かけるよそのお子さん(と思われる人)の扱いは難しいですね。
目に余ることは誰かが注意を促さないといけないと思いますが
逆切れされることも多くて、
お節介オバサンの私でも躊躇することが何度もあります。

子ども扱いをしないというのは大事なことだと思います。
自分が尊重されれば、相手を尊重することを理解できるのではと思いたい。


投稿: わち | 2004.10.07 11:33

コメントありがとうございます!

>riroさん
はじめまして。
インターネットをするようになって、気が付いたら6年ほど経っておりましたが、常時接続環境の普及とともに小中学生(高校生もかな)のネット利用者が格段に増えたように思います。学校で利用しているので、子ども達の方が親よりネット慣れしてる場合もあるでしょうね。

息子が卒業した小学校では、このような授業があって良かったのですが、実際にはそれを教えるずーっと前から、調べ物にインターネットを使わせていました。先生方がインターネットのマナーやトラブル回避に対する知識をどれくらいお持ちなのか、もちょっと心配です。

>わちさん
ただの荒らしさんは、書込みを削除して後は無視するということである意味楽なんですが、本人に悪意はないのだけれど迷惑な書込みをされた時って、注意して納得してもらおうと思ったら、逆切れされないように気を使いますね。子どもに限ったことではありませんが、相手を非難するような書き方をしないで、なるべく一般論として「迷惑」であるこを伝えるようにしてました。

それでも、言い方が悪かったり、こちらも多少冷静さに欠けてたりして、抗議のメールをいただいた事もありました。そういう場面でも、子ども扱いしないで、相手を個人として尊重する様に気を付けないといけませんよね。抗議はされなくても、密かに傷付いている子が居るかもしれませんし。中々難しいですね。

投稿: ヒトコ | 2004.10.07 22:29

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