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2004.10.09

「夜回り先生」続編?

寺尾聡さん主演でTVドラマにもなる「夜回り先生」ですが、続編ともいうべき「夜回り先生と夜眠れない子どもたち」(サンクチュアリ出版) が刊行されたそうです。もう書店に出回っているのでしょうか、私も是非読んでみたいと思っています。

「奇跡の桜」
のshanxさんから、先日書いた「夜回り先生、教壇を去る」にトラックバックをいただきましたので、この記事からトラックバックさせていただきます。

さて昨日は、3年生と保護者対象の進路説明会があり、息子の中学へ行って来ました。学校に用事がある日は、昼休みの図書ボランティアにも参加するようにしているので、昨日も図書室に寄りました。目録カードの整理とか、蔵書点検とか、何か仕事のある時はよいのですが、特に無い時は何をすればいいのか困ることもあります。そんな時は生徒の様子を見ていて下さい、と言われているんですが、つい子ども達に声をかけたくなってしまい、迷惑かもしれません。

昨日は、床に座り込んだり、本棚の空いてる所に腰掛けたりして本を読んでる男子がいたので、ちゃんと椅子を使う様に注意したんですが、色々言い訳されたり無視されたりで、結局誰も椅子に座ってくれませんでした(^^;) それでも注意はした方がいいと思うので、毎回気長にやって行こうと思います。この前は、司書の先生に教えていただいて、図書委員の生徒さんと新着本のビニールコーティングをしました。ちょっと楽しくもあったのですが、工作物苦手な私は結構緊張しました。背表紙に皺が寄ってしまった失敗作もありましたし・・・。

生徒達が午後の授業に帰った後、司書の先生とお話をしていて、水谷修さんの「夜回り先生」(サンクチュアリ出版)と「さよならが、いえなくて」(日本評論社)を学校でも買って、何人かの生徒が借りて行って保護者も読んでいる家があると聞きました。私も読みましたと話したら「こんな本もあるんですよ」と紹介してくれたのが、「ざけんなよ」(東京母の会連合会編/2000年集英社刊)でした。事件を起こして検挙された少年少女からのメッセージを集めた本です。その「ざけんなよ」の大半は親に、ついで教師に向けられたものでした。犯罪には至らなくても、中高生の不安定な時期に、大なり小なりこうした不満を大人に抱く子どもは多いだろうと思いました。親に愛されてる実感がない、大人は少しも自分を受けて居れてくれない、と彼らは強く感じているようでした。

「夜回り先生」を読んだ時も思いましたが、親が子に言う「あなたの為」が、本当にその子に対する愛情から出ている言葉なのか、そしてそれがちゃんと子どもに伝わっているのか、がとても大切な事なんですね。子どもの事より世間体を重視していたり、親の価値観を押付けて子どもの思いを認めなかったり、叱るべき時にちゃんと叱らなかったり、といった事が、親にありのままの自分を受入れて貰えない不満となって、問題行動にでているようでした。

p.s. 子育てネタトラックバック集 ジャンバラヤにトラックバックさせていただきました。

p.s.2 「米百俵」さん、「こころが幸せになるプログラム」さん、からトラックバックいたただきましたので、この記事からもトラックバックさせていただきました。

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コメント

はじめまして。shanxです。
新刊が出るそうですね。僕も記事を書いてから
知りました(汗)
この本を読むことで僕自身成長したように思います。
そして成長すべきなのは見守る側であると感じました。
ドラマ化もされてたくさんの人の目に触れるでしょう。
「流行りモノ」のような扱いは好みませんが
一人でも多くの人が何か感じてくれることを願います。

投稿: shanx | 2004.10.09 12:14

私もこの記事のために「さよならが、いえなくて」の出版社を調べようとして(今手元にないので)知りました。それで急遽タイトル変更しました(^^;)

>成長すべきなのは見守る側であると感じました。
ほんとうにそうですね。以前ご近所の先輩お母さんから聞いた、「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」という、ある不登校生徒の支援をしている方のお話を思い出しました。

ドラマになったりして、多くの方に水谷さんの活動の真意が伝わると良いと思うのですが、大人が「夜回り先生」に頼ろうとするのではなくて、自分が一歩でも水谷さんの眼差しに近づいて、自分の子や周りの子達に接していって欲しいと思います。私も息子の事で悩んだ時は、まず「生きてそこに居てくれる事のありがたさ」を再確認していこうと思います。

投稿: ヒトコ | 2004.10.09 14:33

はじめまして。ジャンバラヤから来ました。
「夜回り先生」は私も読みました。ドラマも楽しみにしています。

「ざけんなよ」は次男が中2で、ちょっと荒れていた頃自分で学校の図書室から借りてきて、リビングのテーブルの上に置いてありました。私に何回も「読んだ?」と聞くので(もちろん読みましたが)、何か共感するところがあったんでしょうね。あの本を通して、私に伝えたいことがあったんだと思います。
でも、それから3年間ぐらいは大変でした。

>本当にその子に対する愛情から出ている言葉なのか、そして
>それがちゃんと子どもに伝わっているのか、がとても大切な
>事なんですね。

まさしく、そのとおりですね。親は勝手に「伝わってるはずだ」と思いがちですが。

投稿: リリカ | 2004.10.10 00:05

リリカさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

息子さんは「ざけんなよ」をお読みになっていたんですね。お母様にも読んで欲しくて、リビングのテーブルに本を置いていたなんて、面と向かっては言えなくても、何かを伝えたい気持ちを行動で示してくれて、いいなぁと思いました。中学生の男の子なんて、自分から気持ちを話してくれることなど稀なので、「ざけんなよ」はそれを代弁してくれる本だったのかもしれませんね。息子の中学の子達も、「夜回り先生」や、水谷先生とある生徒の書簡集である「さよならが、いえなくて」などに、共感するところがあるのでしょう。

親として伝えたい思いは色々あるのですが、話しても説教くさくなるのか、息子には「うわの空」で聞き流されているだけ、と思う今日この頃ですが、折に触れ気長に伝えて行こうと思います。

投稿: ヒトコ | 2004.10.10 23:44

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