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2005.01.11

加藤正夫さん逝去

息子が定期購読している「週刊碁」の最新号が届きました。一面のトップはもちろん、去る12月30日に他界された加藤正夫九段を偲ぶ記事です。現役トップ棋士として史上最年長で本因坊位を勝取った平成14年、副理事に就任し日本棋院の改革に着手。そして昨年6月からは、急逝した利光理事長の後を受継いで理事長職に就いておられました。副理事長をお受けになった事を新聞で読んだ時、現役のタイトルホルダーが! と驚いたし、オーバーワークなのでは? と心配にもなりましたが、棋士自らが活動拠点の運営に携わり改革して行こうとする姿勢に、胸の熱くなるような思いもいたしました。

コミ6目半への移行、大手合廃止、予選制度の改革など、ここ数年で行われて来た事は、加藤理事長の尽力の賜物だったのですね。子どもへの囲碁普及のために小・中団体戦実施したのも加藤理事長の発案だったそうですが、「ジュニア囲碁教室」がクラス編成などを改めて「ジュニア囲碁スクール」になり、さらに平日の夕方にも研修を行うようになったのも、そうした子どもへの囲碁普及の一環だったのでしょう。

でもやはり、棋士としての活動と棋院の経営の両立はお忙し過ぎたでしょうし、理事長職というのは気の休まる暇もなかったのでしょう。「加藤正夫は殉職と思います」、「もう少し加藤さんの重荷を手助けできなかったかと、悔やんでも悔やみきれません」と、工藤理事長代行はおっしゃっていましたが、本当にそうだと思います。あらためて、ご冥福をお祈りします。

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» 今年最後の更新。 [調子っぱずれの時計]
何だか今年は、最後の最後まで、世間じゃ大変なことが起こってる。大規模地震とか、囲 [続きを読む]

受信: 2005.01.12 10:33

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