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2005.01.12

平家物語を読もう!

今年の大河は「義経」という事で、源平時代も注目度上昇中でしょうね。実は私、その昔(30年以上も大昔の小6~中1の頃)大河ドラマで吉川英治原作の「新平家物語」を見て、平家物語と義経のファンになりました。その少し前に民放で吉屋信子原作の「女人平家」という時代劇を放送していて、源平時代と主演の吉永小百合さんのファンになっていたので、大河を見てどっぷりハマリました(笑) 義経ファンになったのは、志垣太郎さんが演じた義経が格好良かったからなんですが、原作を読んだらドラマ以上に魅力的な青年に描かれていて、ますます好きになっていました。今思えば、中学生の頃は義経が心の恋人でした。・・・何だか暗い乙女時代のような気も(^^;)

それで、小学生の頃はほとんど本を読まなかった私が、文庫本全16巻の(私が当時読んだのは新書版で12巻になってるものでしたが)吉川英治の原作に挑戦し、楽しみながら読破しました。それから30年、その後これより長い小説は読んで無いと思います。

古典平家の方は、ジュニア版古典全集のような児童書で読んだのが最初でしたが、古典原文も角川文庫版を、同じく角川文庫にあった全訳本を片手に読みました。古典を読む知識なんて皆無だったのに、何故読んでみようと思ったのかと言うと、物語の内容に興味があったのは勿論なんですが、何より耳で聴いて美しい文章だったからなんです。大河「新平家物語」に対応してか、教育TVの市民大学講座という番組でも古典「平家物語」を扱っていたのですが、こちらは大学の先生の解説が多少難しいものの、本文は女優さんが朗読してくれるので、自分で字面を追うより楽でした。しかもプロの朗読は、文章のリズムや美しさを直接伝えてくれます。もともと琵琶を奏でながら語った物語の文章の美しい流れを、聞くのではなく、聴かせてもらったという感じでした。

歴史としての平家の物語には心惹かれても、古文なんて全く興味が無かった私に、古典「平家物語」を読んでみたいと思わせてくれたのは、耳から入って来た文章の美しさでした。文法も古語の意味もよくわからなくても、とにかく読んで(聴いて)心地よい響きがあって、自分も声に出して読んでみたくなったのが、古典「平家物語」を手にした理由でした。全文通しては1度しか読んでませんが、お気に入りの場面は何度も独りでこっそり音読してます。冒頭の「祇園精舎の事」とか「敦盛最後の事」などの有名場面や、頼朝の勘気を受けた義経が大江広元に宛て書状を送る「腰越の事」なども読み応えあります。未だに意味のわからない所や、ちゃんと読めない所もありますが、試験がある訳でもないので、闇雲に読んで楽しんでいます。

TVで平曲も聴いたたことがありますが、あれはちょっと物語を聞き取るには難しかったです。古典「平家物語」、どなたかが朗読してるCDがあったら久しぶりにじっくり聴いてみたいなぁ、と思います。

この記事は「わちさんのココログ」の古典の世界へにトッラクバックさせていただきました。

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コメント

こんにちは。
古典=難しそう、ということで「平家物語」は敬遠してたのですが
本当に勿体無いことをしました。
こんなに面白いなんて、もっと早くに読んでおけばよかったと後悔してます。

投稿: わち | 2005.01.13 08:34

そうなんですよ、「平家物語」面白いです。授業の古文の事なんてスッパリ忘れて自分なりに楽しく読めばいいと思ってます。わちさんのココログを読ませていただて、私も古い文庫本を引張りだしてまた読んでます。

投稿: ヒトコ | 2005.01.13 23:17

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