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2005.01.20

百世の安堵をはかれ

この17日で、阪神淡路大震災から10年が経ちました。あの朝私は、布団の中でかすかな揺れを感じて一瞬目を覚まし、また眠ってしまいました。我が家の朝は遅いので、7時過ぎに起きて活動開始。TVもラジオもつけず、ダンナを送り出し、家事をすませて、当時幼稚園児だった息子を園まで送り届け、市の公民館へ向かいました。この朝の揺れが関西方面で起きた大地震によるもだったとを、そこで一緒に活動していた仲間から聞かされて、初めて知りました。家に帰ってからTVでその惨状を見るにつけ、どうする事も出来ないもどかしさと、自分の住む地域でこの規模の地震が発生した時の不安でいっぱいになりました。

そして10年が経った訳ですが、我が家や地元の防災意識や備えが十分に整ったとは言い難く、生き残れたとしても、復興の活動をどう行えば良いのか、その気力をしっかり持てるのか、とても自信がありません。新潟やインド洋沿岸の地域の被災状況を見るにつけ、その不安は募ります。

そんな中で、NHK「その時歴史が動いた」で先週放送された「百世の安堵をはかれ」は、ほんの少し勇気を奮い立たせてくれる内容でした。江戸末期の 安政年間(1854~)、日本は三度の巨大地震に見舞われ、大きな被害を受けました。しかし、財政難などのため幕府や諸藩は被災者救済の活動に乗り出しはしませんでした。そこで被災地のひとつであった紀州広村の商人濱口梧陵は、地元の村を復興させるため私財を投げ打って、津波を防ぐための堤防建設を実行しました。自らの手で今後の備えをする事、またその仕事に対し賃金が支払われた事は、村民たちに物心両面の助けとなり、村の復興が成し遂げられた、という内容でした。

今日の深夜、21日(金)(20日深夜) 2:35~NHK総合で再放送があるようです。

この堤防は、その後発生した津波被害を最小限に食止め、今もこの地域の人々に先人の思いを伝える役目をも果たしているようです。我が地元に濱口梧陵のような金持ちで志の高い有力者はおりませんが、災害への不安を抱えるこの御時世に、一筋の光明を見出すようなお話ではありました。

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