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2005.09.15

懐かシネマ「キャバレー」と「竜二」

若い頃からわりと邦画好きなんですが、思い返してみたら意外と多く観てたのが角川映画。薬師丸ひろ子主演作はけっこう観ました。という訳で「キャバレー」といってもライザ・ミネリ主演のではなく、野村宏伸主演の角川春樹監督作品のことです。そういえば野村さんのデビュー作も、薬師丸さんと共演の「メイン・テーマ」でしたね。

で、「キャバレー」。原作は栗本薫さんなんですが、私が初めて読んだ栗本作品もこの小説だったとずっと思っていました。が、暫く前から、本当に読んだのかなぁ、と自分の記憶に自信がなくなって来てました。「キャバレー」を観て栗本薫という作家を知った時、私はてっきり男性作家だと思ってしまって、その後、中島梓としての栗本さんをTVで見るまで、女性であるとは知りませんでした。でも、よく考えたら、原作読んでたら、本編もさることながら後書きとかもあるし、頭から男性だとは思わなかったかも、と思うようになったし、そもそも今のハルキ文庫版には著者近影があるし、当時の角川版にもあったかもしれない・・・。

という事で、この間図書館で借りて文庫版の「キャバレー」を読んでみたんですが、やっぱり読んでなかったみたいな気がします。しかも読んでるうちに、こんな話だったっけ? と映画を観た記憶も不安になって来ました。で、映画情報を検索してみたら、野村さんが演じた俊一と深い関わりをもつヤクザの滝川を演じてたのが、鹿賀丈史さん・・・。嘘、藤竜也だと思ってたよ私・・・。ストーリーは原作と大分違うところもあるみたいなので、原作読んで「こんな話?」と思う部分があるにしても、映画のあらすじ自体を読んでも「こういう話だったっけ?」状態(汗) しかも公開が1986年じゃ既に結婚してたから、そもそも映画も観に行ってなかったのかもしれない。

賠償美津子さんが出演してた事と、野村さんがサックスで「レフト・アローン」を吹いていたという印象は強く残っているのになぁ。私が見たのは、もしや予告編だけ? 20年前の記憶ってそんなにも自分の中で改変されて、観てもいない映画を観て、読んでもいない小説を読んだ気にさせてしまうものなのでしょうか・・・。自分の脳に不安を覚える今日この頃です。記憶を確かめたくて、映画「キャバレー」を観てみようと近所のレンタルビデオ屋に行ったんですが、2軒回ったけど置いてなかった・・・。超マイナーなの? 

「キャバレー」探していたら、 高橋克典主演の「竜二 Forever」というのを見つけたので、とっても懐かしくて、それを借りてきました。やっぱり20年程前に、これは絶対間違えなく観た記憶のある「竜二」という映画の脚本を書き主演した金子正次さんをモデルした映画でした。金子さんは、初主演「竜二」で注目されたんですが、公開された時には病気で亡くなっていました。そのたった1本の主演映画が、とても印象的でした。竜二もヤクザで、妻子の為に一度は足を洗って堅気になったけれど、結局元の世界にしか生きる道を見つけらなかった切ない男の物語でした。

そういえば、根津甚八主演の 「さらば愛しき大地」なども観てたんですが、私って若い頃は、アウトローな話が好きだったんですね(^^;)

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