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2009.02.25

日米アカデミー賞

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しましたね! 今までノミネート作はあったものの、受賞は初めてということで、本当に良かったです。邦画好きとしては、海外でも作品が評価されるのはやっぱり嬉しいです。今回は、短編アニメーション部門の「つみきのいえ」とW受賞という快挙でした。政治家が日本の株を下げている昨今、文化面で挽回したかもしれません。政治家の皆さんは、民間努力の足を引っ張らない様、襟を正して欲しいものだと思いました。

「おくりびと」は、昨年秋にモントリオール国際映画祭でグランプリに輝いたことで、国内でも注目されました。先日は日本アカデミー賞でも、作品賞を初め、主演男優・助演男優・助演女優他多数の部門で受賞してましたね。私も観ましたが、人の死と葬送を通して、生きる張合いとか、連合いや家族への思いなんかを、笑いを交えて描いているのが、なかなか良かったです。

その日本アカデミー賞で「おくりびと」が各賞総なめの感があった中、主演女優賞はなんと「ぐるりのこと。」の木村多江さんでした! いやーおめでとうございます。「おくりびと」も良い映画でしたが、昨年の私的最優秀映画は「ぐるりのこと。」だったので、木村さんの主演女優賞はとっても嬉しいです。

木村さんが演じた女性は、夫役のリリー・フランキーさんとの夫婦喧嘩の場面でも、まるでドキュメンタリーなのかアドリブなのか、という自然なやり取りで、それがまた思わず噴き出しちゃう面白さを醸し出してました。そして、様々な悲しみ葛藤に苛まれて追い詰められ行く姿にも、木村さんの魅力が滲み出る様な雰囲気あって、しみじみとした温かい思いが、じわーっと胸に迫ってくる映画でした。本当に良かったです。一般的には「おくりびと」の方が共感を得られるのかもしれませんが、個人的には「ぐるりのこと。」の方が心にしみる映画でした。それだけに、木村多江さんの主演女優賞は本当に嬉しかったです。

各分門の受賞作は日本アカデミー賞公式サイトをご覧ください。

P.S.
書き忘れましたが、最優秀助演男優賞は「ダークナイト」に出演された故ヒース・レジャーさんでした。彼が主演された「ブロークバック・マウンテン」を観ていたので、昨年亡くなられたと知った時はショックでした。「ダークナイト」は日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞となった作品だったですね。ノーチェックの作品でしたが、ヒースさんが出ておられたなら観てみたいな、と思いました。
本家アカデミー賞受賞作はシネマトゥデイで紹介されてます。(26日追記)

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2009.02.24

三国志映画と上野の桜

先週の水曜日、レディースデイを利用して三国志映画を2本観てきました。
1本は上野東急で先週末まで上映していた「レッド・クリフⅠ」、劇場公開も終わりそうだと思ったら、もう一度劇場で観たくなりました。

そもそも昨年11月にダンナとこの作品を観に行ったのが、三国志&孔明さんマイブームのきっかけでした。でも実は、後半の戦闘シーンでちょっと寝ちゃったんですよね。それもあって今一度観たいと思ったのですが、思ったより長時間寝ていたらしいことが判明…。記憶にないシーンが新鮮でした(^^;) それに、前より少しは三国志が頭に入っているので、何をどう描いているのかがより理解できて、面白かったです。

「三国志演義」にはないオリジナルなエピソードを上手く入れて、戦闘シーンもスピード感があって見せ場を作っているな、と改めて思いました。反面「?」な突っ込み処も多々ありましたが、それはそれでこの映画の魅力なのかも(笑) パートⅡが楽しみです。

そしてもう1本は、アンディ・ラウ演じる趙雲が主人公の「三国志」、上野から日比谷へ移動して、シャンテシネで観ました。14日に公開されたばかりなんですが、「レッド・クリフ」と違って東京では2館のみの上映と小規模公開です。強くて生真面目な印象の趙雲は、孔明さんの次くらいに好きな登場人物なので、期待大でした。

勇敢で正義感が強く、最後まで真っ直ぐ前を見据えているアンディ・ラウの趙雲は、中々素敵でした。で、作品全体の印象ですが、シネマトゥデイの記事では「"三国志ブーム"の真打とも呼べる作品」と評しているけれど、「レッド・クリフ」以上に「三国志演義」には無い設定になっていて、主要人物がオリジナルキャラだったりするのは、ちょっと微妙な感じだったような…。公式サイトはこちらです。


下の写真は、上野公園の広小路側の入り口に咲いていた桜です。
「もう咲いてるの!」と驚きましたが、ソメイヨシノではなく、オオヒカンザクラだそうです。

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2009.02.10

サラリーマン川柳

新聞やTVニュースでも話題に上っていますが、
今年も「サラリーマン川柳コンクール」の投票がはじまりましたね。
優秀作100句の紹介と投票は、
主催する第一生命のサイト「私が選ぶサラ川ベスト10」です。

どの句も、思わず頷いて笑っちゃいます。ちょっとだけ引用させていただくと、

「もったいない しまったままが 勿体ない」
 ホントだよ…。我が家の冷蔵庫とか、押入れとか見たの? と言いたい(^^;)

「まだ来ない… カネは天下を まわるはず」
 「はず」っていうのが可笑しいですよね。だけど本当に、
 しっかりとまわって来て欲しいものですよねぇ~。切実。

「妻が買う 義理チョコリストに 俺の名が」
 義理チョコ贈る人も無くなりつつある近年、
 「義理でも夫に贈ろうと思うだけ偉いじゃないの」
 と思ってしまった私っていったい…。
 私は自分が食べたいから買うようなもの(小声)

そんな、こんなで、今年も楽しませていただきました。

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2009.02.08

年を跨いで三国志にハマる日々

気がつけば節分も過ぎておりましたが、今年の初書込みです。
思い起こせば、訳も分からずココログを始めて、この夏で5年になります。
年月だけは流れましたが、何の進歩もありません…。
「今年こそは、もう少し更新するぞ」と小さな声で唱えておこうかしら。

正月休みには、初めて一家3人で生オーケストラの演奏を聴きました。
渋谷オーチャードホールでの東京フィルのニューイヤー・コンサートです。
指揮は小林研一郎さん、朝岡聡さんのナビ付きで、初心者にも楽しめました。
個人的には外山さん客演のラフマニノフピアノ協奏曲第2番が目当てだったのですが、
宮本笑里ヴァイオリンも良かったし、「モルダウ」「ボレロ」にも感動しました。

ところで、最近ちょっと三国志に、というか諸葛孔明さんにハマっております。
昨年11月にダンナと「レッド・クリフ」を観たのがキッカケなのですが、
金城武さんが凄く素敵だったから、という訳ではありません。良かったですけど。

三国志は、学生の頃吉川英治版を読んだことがあるので、見りゃ解るだろうと、
何の予習もせずに行ったら、さっぱり物語を思い出せずに唖然。周瑜さえ忘れてた。
こりゃいかんと某三国志小説(知る人ぞ知る江森備さんの著書…)を読んだところ、
すっかりハマっちゃったんです、主人公の孔明さんに(笑)
  
陳舜臣さんの正統派「諸葛孔明」、ちくま学芸文庫「正史三国志・蜀書」諸葛亮伝、
その他いくつか孔明本を読みましたし、果ては図書館で文選の「出師表」やら、
土井晩翠の詩「星落秋風五丈原」も探して読んだりしました。
中でも、小説・人物伝のジャンルを超えて一番惹きつけられたのが、
酒見賢一さんの「泣き虫弱虫諸葛孔明」でした。面白過ぎです、続きが楽しみ。

漫画では、ダンナも昔読んでた横山光輝版が正統派なのでしょうが、
最近では「蒼天航路」も人気らしいので、ちょこっとだけ読みました。
登場人物の解釈がその作画とともに独特で興味深いです。でも絵柄が苦手…。
石ノ森章太郎さんの「三国志諸葛孔明」は簡潔で入門書として良いですね。

それから少女漫画にも三国志ものがあったんですね。
諏訪緑さん「諸葛孔明 時の地平線」は、優しい絵柄で描かれる平和を願う三国志です。覇権を争うロマンではなく、為政者の志と責任を問うている視点が新鮮でした。
英雄達の初恋を描いた長池とも子さんの「三国志列伝 破龍」も、
タイトルの印象とは違い、少女漫画らしい視点でほのぼのと読ませていただきました。

そして白井理恵子さんの4コマ漫画「劉備くん」シリーズに癒されております。
最新作はYAHOO!コミックで読むことが出来ます。

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