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2009.04.16

「レッドクリフII」

先週末、またまたレイトショーにて「レッドクリフII」を観てきました。公開直後の割には思ったより混んでなかったので、「あれ?」と思ったんですが、今回はダンナの希望で吹替えにしたので、そのせいだったかもしれません。

「I」の時は字幕だったので、ちょっと雰囲気が違いました。中村師童さんはご本人だったようですが、金城武さんは別の方の声でしたし…。でもそんなに違和感なかったかな。周瑜はご本人の声より若々しく感じましたが、美人妻小喬さんは吹替えの方が大人っぽい声でした。

内容の方は、いよいよクライマックスの赤壁戦ということで、今回は眠くなる暇もないような「Ⅰ」より更にスピード感のある展開でした。「三国志演義」では活躍の場がない女性陣も、孫権の妹は曹操軍兵士に紛れ込み、小喬は堂々と曹操に対面を願い出る、といった具合に、孔明さんなんかよりよっぽど戦いに参加しているのも見どころでした。

「演義」にもある周瑜の剣舞は、ジョン・ウー監督らしい今時の映像で見られましたが、孔明さんの七星壇は無かった…。「苦肉の計」も黄蓋が提案するものの周瑜は実行に移さず…。また、赤壁戦の結末はまあ決まってますが、曹操を打ち果たさなかった場面も、「演義」と違って関羽とは全然関係ないことになってました。

というように、「演義」の有名エピソードは、合理的な理由で登場させず、一方でオリジナルな展開を入れていて、単なる「演義」の映画化でないところは面白かったです。

何より、美周郎と持ち上げられながら、「演義」では孔明さんの引立て役でしかないような周瑜を主人公にし、人格的にも中々格好よく描いているのが良いですね。
映画観てから初めて「演義」にふれる方がいたら、さぞガッカリする事だろうと危惧しちゃうくらいです。

ただ、孫子の兵法の話で「風林火山」が出てきたのには、どうも日本の甲斐武田軍団を思い出してしまって変な感じでしたが、中国でも孫子といえば「風林火山」なのでしょうか? その他細かい突っ込みどころもありますが、それはそれで楽しめます。

三国志といえば、今月から深夜アニメで「蒼天航路」の放送が始まっています。
こちらも「演義」ではもっぱら敵役の曹操が主人公で、少年時代から描かれているので楽しみです。

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