モノローグ
昨夜放送のTBS「久米宏のテレビってヤツは!?」という番組に、堀江貴文さんが出ていて、驚きました。たまたまTVをつけてけてチャンネル選択していたら、ちょと色褪せた感じの堀江さんが映っていたので、TBSを見始めちゃいましたよ。
TBS勇気あるなぁ(あんまり褒めてません)。視聴率の為には色々やるものですね。私もまんまと思う壺です。
他のゲストは、杉田かおる、東国原英夫、福岡政行、姜尚中。何かすごいメンバーでした。堀江さんは現在アメブロでblogを書かれているそうですが、自分と同様地検にお世話になった小室さんについて、「栄枯盛衰。諸行無常です。」とコメントされたのが旬な話題ということで、出演依頼されたんでしょうかね。見始めた時には小室さんの話題は一段落したところだったようなので、はっきりはわかりませんが・・・。
堀江さんからはそう面白い話は伺えませんでしたが、他の皆さんのネット利用についての実体験や感想は興味深かったです。久米さんが、メールでうっかり指が滑って余計な事を書いてしまう、って言ってらしたのは意外でした。東国原知事は、そういう事を防ぐためにも、夜遅くには書かないそうです。姜尚中さんは利点は認めながらもご自身はネット不信のようで、杉田さんは炎上経験があってblogをやめたとか(ちょっと記憶違いだったかも)。
そこで福岡先生が問題にされていたのが、blogなどネットでの発信は「モノローグ」だというお話です。正に自分の事を言い当てられたようでハッとしました。このblogにも「ネットの片隅で、 ヒトコの独り言」と書いているとおり、日記的なものをネットで始めた当初から、その自覚はありました。
自分では充分承知の上でやってるつもりが、心のどこかに、ネット的世間では暗黙の了解として受け入れられている、と安心している部分がありました。なので、その発信が一方的な「モノローグ(独白)」に終わっていて、「ダイアローグ(対話)」につながらない、ということを、あらためて言語化されると、考えさせられます。
知事や堀江さんからは、読み手からのリアクションがあるので、一方的な発信に終わっている訳ではない、という反論もありました。でも福岡さんが問題にされたのは、発信者の意識や心理状態のことなのでしょうね。リアクションの有無は次の問題です。知事や堀江さんのように、多くのリアクションが予想される著名な方は、ネットに自分の言葉をUPする時点で、自分の一方的な意見だとしても、ただの「モノローグ」ではない覚悟がおありでしょう。
単なる「モノローグ」になりがちなのは、私のように匿名性のあるハンドルネームで書いている、一般個人ネットワーカーですね。久米さんからは、ネットに書くことで癒されている人も多いでしょう、という意見がでましたが、それは私も同感です。
ただ福岡さんは、ネットなどで「モノローグ」を書く人が多くなる一方で、実際に人前で自分の意見を言えない若者が増えていることを心配されていました。福岡さんは大学の先生ですが、授業で学生に意見を求めても誰も発言しないどころか、出席表を見て指名しても返事さえしてくれない事もあったそうです。それはまた、ネットで「モノローグ」以外にも要因がある問題かもしれませんが…。
姜さんもネットではなく実際の対話を大切にしてほしい、と言っておられたましたが、それはそれもちろん大切なことだと思います。個人的には、ネットを始めてからの方が、家でも外でも自分の意見をよく言うようになったと思うのですが、単にオバタリアン化が加速しただけとか・・・。または、リアルでも一方的意見しか言ってなくて「ダイアローグ」になってないとか、不安です・・・。
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